お米の基礎知識 : お米の保存方法
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お米の保存方法
- お米の保存場所としては、「暗くて・湿度・温度」が一定しているところが適しています。
- そのような場所はどこでしょうか?
- 台所は自然と温度が高くなる場所です。お湯を沸かしたりするので他の部屋よりも湿度が高くなり、お米にとって悪い条件が揃っている場所です。
冬場はあまり問題になりませんが、高温多湿の梅雨時期には保存場所として相応しくありません。 - しかし、良く使うお米は台所という身近な場所に置いて置きたいというのが本音です。
- そでは、台所での管理となれば「冷蔵庫」です。
できればすぐに使う分以外は、「プラスチック等の密閉の容器」や「ストックバック」に入れ空気が入らないようにして「野菜室」に入れておくと良いです。 または、ペットボトル (2リットル) に入れ、冷蔵庫の内側収納ポケット (ドアポケット) に立てかけても良いと思います。
米櫃(こめびつ)を使う場合には直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。冬場でも暖房されない場所がよいです。 - 湿度の高い場所、熱気のこもる場所、水が飛ぶ場所は避けましょう。
- さらに、「お米の継ぎ足し」はせずに、米櫃(こめびつ)が空になるたびに中を「きれいに」しておきましょう。
- 継ぎ足しは、虫が発生したり、お米の食味が落ちる原因となります。
もし上記のような保存方法が面倒であれば、「こまめな購入方法」をお勧めいたします。
保存期間は、冬から春までは約 1ヶ月、梅雨から夏までは約2~3週間が目安です。
無農薬米は人にも優しい食材ですが、言い換えると虫にも優しい食材となっております。
農薬という毒素を含んでいないので、自然の摂理を理解し人が合わせて行くことが、おいしい食べ物を味わう醍醐味だと思います。